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2023/02/08

【利用者W連載】秋の競馬現地観戦⑤

11/20 マイルチャンピオンシップ(阪神競馬場) 距離1600m

 

エリザベス女王杯から1週間、頭を切り替え次のG1レースです。

今回も変わらず阪神競馬場ですが、先週は2200mのG1で今回の「マイルチャンピオンシップ(通称マイルCS)」は1600mのG1レースとなります。

 

レースのランクによって異なりますが、競馬はゴールまでのレースタイムにも大まかに平均値があり、調べたところ、2000m(秋華賞、天皇賞・秋)は2分前後、3000m(菊花賞)は3分5秒前後、2200m(エリザベス女王杯)は2分12秒前後、今回のマイルCSの距離である1600mは1分33秒前後となっており、今回のマイルチャンピオンシップは一瞬で決着するスピードレースとなります。

 

この日はいつもの競馬仲間が別の予定があり一緒に行けなかったので、久々に電車で阪神競馬場へ。

先週の馬券の負けもあり、今週は控えめに遊ぼうと思い、お昼頃に到着する目途でゆっくりと向かいました。

電車に乗っていると競馬グッズを身に着けた人をちらほら見かけます。

 

近年はグッズにも力を入れているのか、Tシャツ、タオル、筆記用具類、キーホルダーなど基本的なグッズから女性ファン向けのアクセサリーなども販売されています。

またウマ娘のグッズも多くあり、それを着けている人も多いです。

そんな数あるグッズの中でも特に人気があるのが競走馬のぬいぐるみです。

現役の名馬から過去の名馬までたくさんのぬいぐるみがあります。

ぬいぐるみにも大きなサイズからバッグなどに着けれるくらいの小さいサイズまであり、自分の推し馬(好きな馬)のぬいぐるみをバッグ等に着けている人がいます。

 

この日の阪神競馬場では普段以上にぬいぐるみを着けた人を多く見ることになりました。

今回のマイルCSには女性からの人気が高かったり、そこまで競馬に詳しくないという方にも知名度がある牝馬「ソダシ」が出走するというのが理由でした。

 

ソダシは競走馬の中でも珍しいまっしろの白毛馬で、白毛馬としては史上初のG1を制覇した馬です。

それだけでなく、史上初の芝の新馬戦を勝利、芝の重賞を勝利、牝馬クラシックレース初出走・初勝利を達成した競走馬になります。

現在はG1を3勝もしており、その見た目、高い実績もあり、現代競馬界一のアイドルホースになっています。

 

当然ながら、ソダシのグッズは人気が高い上、他の馬以上にグッズの種類も多く、競馬ショップではソダシ専用コーナーがあったりします。

 

そのソダシが阪神競馬場で最後に走ったのが、202110月のレースだったので、実に1年以上ぶりに関西圏でソダシを生で見れる機会ということもあり、いつもよりも女性ファンが多く集まっていました。

 

またソダシは今回のレース前の時点で13戦7勝という成績で、距離適性の幅が狭く結果を残せないレースもあったのですが、今回の舞台である「芝コースの距離1600m」はG1勝利を含む4戦4勝(阪神競馬場では2戦2勝)という成績だった為、今回も勝利への期待が高い馬となっていました。

 

ですが、今まで同条件のレースは牝馬限定レースだった為、今回初めて牡馬を含むレースとなり、「芝の1600mで無敗のソダシは牡馬相手にも勝てるのか?」と話題になっていました

このレースは、全17頭の馬が出走するのですが、うち牝馬は2頭のみ。

ソダシは得意条件ではあるもの今までとは違うレースへの挑戦となりました。

 

牡馬勢もツワモノが揃いました。

1頭目に紹介するのは「シュネルマイスター」という馬で、マイルG1を1勝しており、国内マイルG1レースでは4戦全て3着以内という好成績を残している馬です。

 

2頭目は「サリオス」という馬でこちらもマイルG1を1勝、2020年のクラシック3冠レースの1戦目2戦目をどちらも2着、勝ち数こそ少ないものの、様々な距離の大レースで安定した成績を収めていた馬でした。

 

3頭目は「セリフォス」という、今年3歳の馬でG1勝利こそないものの、マイルCSまでに出走した7レースの全てが1600mのレースのみで、1着4回、2着1回、4着2回という高成績を収めており、なおかつ高頻度で高い加速力を見せつけており、期待値は高い馬となっていました。

余談ですが、サリオスセリフォスの2頭の名前の雰囲気が似てることもあり、ややこしいとネタにされがちでした()

 

4頭目は「ソウルラッシュ」という馬です。

4歳の馬で、3歳の時は目立った成績は残せていなかったのですが、デビューから7戦目に初のマイルレースに出走、更にこのレースから初めて組んだジョッキーとの相性が良かったのか、そこで一気に覚醒しマイルレースを4連勝、そのまま初のマイルG1レースに出走するも上手いレース展開が出来ず13着と惨敗。

大きく負けたものの、レース展開の影響でこの馬本来の持ち味が全く生きなかったという声が多く、運がなかっただけという評価でした。

その後、新たなジョッキーとのコンビでマイルレース2着からの今回のレースに出走してきた馬でした。

 

魅力的な馬が多いレースとなったマイルCSですが、今回4頭目に紹介した「ソウルラッシュ」は自分の今の競馬予想のやり方の原点が出来たきっかけの出来た馬であり、思い入れのある馬だったので、勝ち負けをこだわらず本命にしました。

 

半年以上前のことになります。

2022年4月に開催されたG2「読売マイラーズカップ」というレースがありました。

このレースは初めて生で見たG1「大阪杯」から3週間後に開催されたレースで、G1レースが毎週続いていた中でG1の無い週があり、その日に開催されたのがこのレースでした。

 

毎週末に競馬を買うのが当たり前のようになっていたので、G1が無いから買わないという考えがなく、この週はこのレースを買うという流れになりました。

 

G1レースでは簡単な方法で予想はしていたものの、本格的な予想はまだしておらず、よく名前の見る馬を選んだり、直感や人気を基準に見ていたことが多かった中、このレースは出走馬も見慣れない名前の馬が多く、過去成績などを見てもどの馬が勝つ可能性が高いかなどの予想も難しく、G1レース以上に頭を使うことになりました。

 

人気を基準に見ても、1番人気の馬が勝ちそうと思える決定打も見当たらず、自分の中では人気通りのレースにはならないと予想しつつ、その中で6番人気だった「ソウルラッシュ」を注目することにしました。

 

マイラーズカップが開催された阪神競馬場での出走経験は無かったものの、新ジョッキーとのコンビでマイルレースを走ってから3連勝している、馬場状態も関係なく連勝、おそらく最適格にたどり着いたのでは?ここも勝つ可能性も十分にあるのでは?と自分の中で大きな根拠と予感を感じ、本命で選ぶことにしました。

 

自分の予想は的中し、ソウルラッシュは1着で4連勝し重賞初勝利しました。

馬郡の中から外に抜け出し、ぐんぐんと伸びてくる走り方は強い馬だと実感が湧きました。

 

ですが、馬券は外してしまいました。

ソウルラッシュ以外の馬を外してしまいました。

 

この時期はまだ、三連複(1~3着の馬を順不問で当てる馬券)を5頭BOX (三連複を5頭分の全組み合わせを買う馬券) 馬券を購入する頻度が多く、1着と3着は当てたのに、2着の馬を外すという形で1着予想に大きな自信はあったものの、馬券は外れてしまいました。

この時は軸馬(複数の馬を選ぶ馬券の場合、1頭や2頭の馬を軸として選び、軸馬が入った組み合わせのみに購入を絞る買い方)を決めて馬券を買うという事をイマイチ理解しておらず、絶対にソウルラッシュと決めていたので、この馬を1頭軸として購入出来ていたら、三連複5頭BOXと同額で組み合わせを増やすことが出来ていたので予想的中の可能性があったなど、このレースをきっかけに勉強になりました。

 

このレースでは三連複のみ購入していたので負けてしまったのですが、ソウルラッシュは6番人気で単勝(1着のみを予想する馬券)、複勝(3着までに入る1頭を予想する馬券)で狙っても十分に払い戻しが狙えたなど、上位人気でなくても自分の中で根拠があれば、単勝、複勝のみを狙ってみるなども有りだったとも思いました。

単勝、複勝以外でもワイド(1~3着に入った馬のうち2頭を選ぶ馬券)を選んでいても勝てていたなど、このレースをきっかけに馬券の種類や狙い方を選ぶ時も考えて選ぶようになりました。

 

実際にこの日以降、馬券の買い方も勉強し、さらに今までより予想に時間を使うようになりました。

過去の出走データよく見て、予想の根拠を考えたり、自己評価の印をつけたり、このレース以降、様々な方法で予想、馬券購入をするようになりました。

このレースの2着の馬も過去レースのデータをよく見ると馬券に絡む可能性は高かったなど、レース後に調べれば調べるほど、馬券購入するレースはしっかり予想をしようと思えるようになりました。

 

レースが終わればまた次のレースを予想する。

レースの開催が近付くにつれて情報が揃っていくのですが、情報が出そろってなくても、何回にも分けて予想し、レースの当日までじっくりと予想をして、自分の予想結果が正しかったかどうかを楽しむという今も続いているスタイルが始まりました。

 

そんな今の競馬の楽しみ方のきっかけになった時の馬が「ソウルラッシュ」という事もあったため、そこから応援を続けています。

 

マイルCSの馬券はソウルラッシュを1頭軸とした数種類の馬券を買うと決めていました。

そんな中、レース前日に見た写真で、完璧な仕上げをしてきている馬がいることに気づきました。

先ほど3頭目に紹介した「セリフォス」、こちらが写真で見てもわかるくらい完成した馬体になっており、この日まで様々な見方で予想をしていたのですが、写真を見ただけでこいつは来るかもしれないと思えた馬はセリフォスが初めてでした。

 

思い入れもあり、信じる決めていた「ソウルラッシュ」

圧倒的な存在感の「セリフォス」

どうするか悩みましたが、最終的には「ソウルラッシュ」を選ぶことにしました。

 

秋競馬を見に行き始めてから、1ヶ月ほど、外の気温も変化があり、野外は非常に寒くなっており、冬が近づいてきたなという中で、色んなレースで勝ち負けしつつ、メインのマイルチャンピオンシップの時間を迎えます。

 

最終的なオッズ人気は1番人気「シュネルマイスター」、2番人気「ソダシ」、3番人気「サリオス」、5番人気「ソウルラッシュ」、6番人気「セリフォス」となりました。

 

出走馬たちが出てくる中、まっしろの見た目のソダシはやはり目立ちます。

出走開始の位置が客席反対側からなので、遠いのですが、ソダシだけは遠くても判断できるくらい目立ってました。

 

出走直前に1頭の馬がゲート内で立ち上がりましたが、その影響も特になく全馬無事に出走しました。

 

どこから見ても一目でわかるソダシ、それ以外にいう事のないくらい、落ち着いた展開でレースが進みます。

1分過ぎくらいまで、ある程度まとまったまま最終直線を迎えます。

ソウルラッシュとソダシは中段、セリフォス、シュネルマイスター、サリオスは後方にいます。

 

残り200mを過ぎた辺りでレースが一気に動きました。

とてつもない末脚で走ってくる馬がいました。

ゴールの瞬間を待つ必要もなく、このレースの1着の馬が見えました。

ゴールを駆け抜けた時には、接戦でもなく完全勝利。

そして、自分の直感は正しかったのですが、馬券は外す結果になりました。

1着に来たのは「セリフォス」でした。

写真を見た時点で3着以内には来ると予想していましたが、それ以上の完璧な結果を出してくれました。

 

そして同時に悔しさもいっぱいになりました。

1着が見ただけで有力と判断出来ていたセリフォスだった事もあり、ある意味で予想は成功したのに、馬券では負けた結果になってしまいました。

 

また悔しいという点でいうと、3着がソダシとソウルラッシュのほぼ同着で、人間の小指1本分もないのではというくらいの差でソダシが3着という結果になりました。

ここで3着がソウルラッシュだった場合は馬券的には勝てたということもあり、今年のレースで一番悔しさの残るG1レースとなりました。

この日の事を思い出してこの文章を書いていましたが、思い出してもいまだに悔しいです。

 

最終的な着順は1着セリフォス、3着ソダシ、4着ソウルラッシュ、5着シュネルマイスター、14着サリオスという結果となりました。

 

ソダシは芝1600m初の敗北、1番人気だったシュネルマイスターは5着の惨敗、同じく期待されていたサリオスは14着の大敗、2着の馬も8番人気の馬だったので、6番人気、8番人気、2番人気の着順となりました。

 

今回のマイルチャンピオンシップが終わり、秋華賞から続いていた連続しての現地観戦も一旦終わりとなりました。

 

次の週は東京で開催された「ジャパンカップ」というレースがあり、こちらは現地ではなく中継でレースを観戦しました。

ジャパンカップは海外の有力馬が参戦してくる国内競馬の中でも特別なもので、国内馬VS海外馬ということもあり予想が難しい中、高配当狙いの馬券で勝負して惨敗してしまいました。

またこのレースでは一つ前のブログで書いたエリザベス女王杯に出走していたデアリングタクトが出走しており、4着と大健闘。

まだまだ頑張れるということを証明してくれました。

有力馬が多い中、1着でジャパンカップを制覇した馬「ヴェラアズール」はこのレースでG1初制覇となり、これからの活躍が楽しみな1頭が現れることになりました。

 

そして、ジャパンカップの翌週は再び現地観戦です。

 

阪神競馬場でも東京競馬場でもなく、愛知県にある中京競馬場での初現地観戦へ行きました。

 

続く。

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